2022年の夏は猛暑が予想されていますが、それに伴い電力需給状況の厳しさが指摘されています。政府は実に7年ぶりとなる節電を要請し、企業や商業施設などはもちろん、一般家庭においても夏場の節電が求められます。
電気に関する問題は、エネルギー問題を掲げるSDGsにおいても重要な課題であり、この夏の節電にも深く関わってきます。今回は夏の電力不足に際し、家庭でもできる節電について重点的にスポットを当ててご紹介いたします。
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電力不足が予想される背景には、さまざまな事情が関わっています。まずは2022年の夏は猛暑になる可能性があるとされ、すでに梅雨入り前の段階でも猛暑日を記録する日もあり、厳しい暑さが予測されています。もちろんこれだけではなく、電力不足には以下のような背景も。
電力需給が逼迫することで、大規模な停電が起こるリスクも生じます。大規模停電を回避するためには、さまざまなシーンでの節電が必要になりますが、では実際に家庭ではどうすれば良いのでしょうか。
まず夏場の電力消費で大きな存在感を放つのが、エアコンです。昭和の頃はエアコンがなくとも夏を過ごすことができましたが、令和の猛暑でエアコンを利用しないのは生命の危機に繋がりかねません。エアコンは適度に利用しつつ、その使い方に一工夫を入れると良いでしょう。
夏場の節電では、照明の使い方にも一工夫したいところです。夏は日照時間が長く、冬場と比べて明るい時間が多いため、その特徴を大いに活かすと良いでしょう。
トイレやお風呂の照明については、「窓があること」が前提になります。明るい時間帯なら照明をつけずにトイレやお風呂を使うと良いでしょう。またお風呂は暗い時間帯であっても、バスキャンドルを活用すれば、節電になるだけではなくお洒落なバスタイムも演出できます。
照明についてはこまめに消したり、少し使い方を変えるだけでも変化が出ます。またLEDに取り替えることでも、電力の消費量が大幅に変わります。日照時間の長さと合わせて、各家庭に合った対策がおすすめです。
日常生活に欠かせない家電製品も、使い方を工夫して節電に繋げたいものです。冷蔵庫や掃除機、アイロンなど、少しの工夫で消費電力を減らせます。
これらは家電製品でできる節電のごく一部です。家電ごと・生活形態ごとに適した節電方法を見つけ、実践すると良いでしょう。
家庭でできる節電方法をご紹介いたしました。企業や学校、ショッピングセンターなどになると、節電が難しいケースや、大規模な節電が可能なケースなど、状況は様々です。
企業によっては勤務間帯を調整するケースがありますが、その場合は社員の生活リズムが変わり、家庭での電力負担が増える可能性も否定できません。そのため、家庭での節電も大きな意味を持ちます。
家庭での節電は微々たるもののように感じられますが、全家庭で少しずつの節電をすることで、全体の電力消費量は大きく減ります。また節電そのものは、SDGsの取り組みとしても有効です。
とは言え、節電は無理をしないことが大切。無理なくできる範囲で上手に節電し、SDGsにも取り組みながら、上手に猛暑を乗り切りたいですね。
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。