SDGsは、貧困や飢餓、環境劣化、気候変動など、世界中で起きているさまざまな問題を解決し、すべての人々が尊厳を持って生きるために設定された国際目標です。17のゴールと169のターゲットで構成され、目標達成に向けて世界中で多くの取り組みが進められています。
スケールが壮大過ぎて難しく捉えられがちですが、季節に合わせたテーマを掲げると日常生活に取り入れやすくなるのでおすすめです。そこで今回は、冬に合わせたSDGsの取り組みをご紹介いたします。
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「春」は桜、「夏」は新緑、「秋」は紅葉、「冬」は雪景色と、日常のなかで四季を楽しめる日本には、季節に合わせたSDGsの取り組みがたくさんあります。テーマの規模が大きくても、関心を持つことでアクションを起こすことができます。
大人から子どもまで一緒になって考え、楽しみながらSDGsの取り組みをおこなうことは、持続可能な未来を築くための第一歩。冬の寒い時期に起こる問題に向き合い、今自分ができることから始めましょう。
冬は電気使用量が増える季節です。電気エネルギーを効率よく使用するには以下のような方法があります。
無駄なエネルギー消費を抑えることで、SDGsの7番目の目標「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」の達成に貢献できます。できることから実践し、地球にやさしい生活を送ってみてはいかがでしょうか。
地球温暖化を防ぐために、環境省では暖房時の室温の適正管理をおこなうよう「ウォームビズ」を推奨しています。室温を20℃(目安)に設定することで、暖房に頼り過ぎない暮らしを実践するのが目的です。
ウォームビズは簡単に取り入れられるSDGsのひとつ。これまでの生活スタイルをほんの少し見直すだけで、エネルギー消費を減らすことができます。ネックウォーマー、アームウォーマー、靴下などの衣類や、昔ながらの湯たんぽやひざ掛けといった便利アイテムも体を温めるのに効果的です。
冬野菜はビタミンやカロテンが多く含まれているため、血行促進や体温保持に効果があると言われています。冷えを取り除き、体を温めたいならごぼうやレンコン、かぶ、にんじん、ゆず、小松菜、ねぎがおすすめ。毎日の食事に取り入れるだけで、体の内側から温めることができます。
ブリやサワラ、真牡蠣、カニといった魚介類も冬の代表的な味覚です。寒さや産卵に備えて栄養をため込んでおり、寒い冬を乗り切るために欠かせない食材のひとつとして考えられています。
旬の食材を無駄なく使い、おいしく食べることは食品ロスの削減につながります。また、地産地消を心がけることで、流通時の二酸化炭素削減を抑えることができます。料理を味わいながら、食のSDGsに取り組んでみてはいかがでしょうか。
テレビや雑誌、新聞等で取り上げられることも増え、認知度は徐々に高まりつつあるSDGs。豊かな自然環境を未来へ繋ぐために、自治体や企業、団体などの取り組みはもちろん、私たち個人の行動も重要です。
今回ご紹介したのは、冬に取り組めるSDGsのほんの一部です。日常生活のなかで気軽に始められるSDGsはたくさんあります。衣・食・住に工夫を凝らし、自分に合った方法を見つけて実践しましょう。
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。