与那国島では、春から泳げることをご存じでしょうか。そこで今回は与那国島のビーチから3箇所をピックアップしてご紹介いたします。
与那国島のビーチから3箇所をピックアップしてご紹介いたしますが、与那国町商工会によると、与那国島内にはシャワーを備えたビーチ関連施設がないとのこと。シャワーがないことを念頭に置いて、準備等をすると良いでしょう。
最初にご紹介する与那国島のビーチは、久部良集落にある遠浅の「ナーマ浜」です。ナーマ浜は日本最西端のビーチ。海水浴のほか、シュノーケリングを楽しむ方も少なくありません。家族連れや、お子さんの海水浴にもおすすめのビーチです。
2023年はナーマ浜にて前述の「日本最南端!八重山の海びらき2023 in与那国島」の開催も予定されています。またトイレや休憩所、駐車場などの設備があるほか、与那国空港や周辺の宿泊施設からも近いため、観光で利用しやすいビーチと言えるでしょう。
与那国島のビーチはそれぞれ個性がありますが、続いてご紹介する「ダンヌ浜」も個性的なビーチと言えるでしょう。ダンヌ浜には人気のフォトスポットがあります。それは、なんと「公衆トイレ」。円形の出入り口が窓のようになり、そこから見える海の姿は人気が高く、絶景フォトスポットとしても知られています。
また磯遊びやシュノーケリングも可能なビーチで、海面からサンゴの様子が見えるなど、透明度の高さが魅力です。しかしリーフから外は潮の流れが速いため、リーフ内で楽しむことが大切です。また干潮時は泳げない場合もあるため、干潮時間も確認するようにしましょう。
最後にご紹介するのは、比川集落にある「比川浜」です。三日月型の砂浜が広がり、「月の浜」とも呼ばれる比川浜は穏やかかつ美しいビーチで、海水浴に訪れる方も少なくありません。またこのビーチの近くには、「Dr.コトー診療所」のオープンセットもあります。有料ですが、診療所内の見学も可能。「Dr.コトー診療所」を知る方は、海水浴とともにオープンセットの見学をしてみても良いですね。
なお比川浜から東方の沖合には、「海底遺跡」もあります。この海底遺跡に関するツアーもあり、比川浜周辺を中心に与那国島観光を楽しむのもおすすめです。
日本最西端の海、そして日本最南端の海開きイベント開催地でもある与那国島。観光などで訪れた際には、与那国島の海をしっかり楽しみたいですね。