「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など、気温が下がり過ごしやすくなった秋は、何かとアクティブな気持ちになりやすいものです。とくに「読書の秋」は「秋の夜長」にぴったりとも言えるでしょう。
そういった「読書の秋」、そして「秋の夜長」を利用して新たな知識を身につけたり、学びを深めるという方も少なくありません。SDGsについて学ぶのもおすすめです。そこで今回は、秋の夜長に読みたいSDGs関連書籍をピックアップしてご紹介いたします。
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SDGsに関する書籍は実に多く出版されており、子ども向けのものや大人向けのもの、ビジネス向け、入門書などターゲットもさまざまです。なかには子どもから大人まで楽しめるものもあります。
また「SDGs」がタイトルに入っていなくとも、SDGsに繋がる内容の書籍も少なくありません。書店内をぐるりと一週するだけで、SDGsに関連した書籍がたくさん見つかります。
今回ご紹介する書籍は、どれもタイトルにSDGsが入っているものです。入門書からビジネス、世界の情勢などの視点による書籍です。
まずご紹介するのは、SDGsの入門書としておすすめの『60分でわかる! SDGs 超入門』です。技術評論社の「60分でわかる!」シリーズで、文字通り短い時間でSDGsが理解できる内容になっています。
SDGsの基本はもちろんですが、ビジネスパーソンや投資などにも言及し、充実した内容になっています。「ビジネス×サステナブルの決定版」とされていますが、世の中の動きや、実際の事例なども見えてくるため、ビジネスとは関係なく楽しめる1冊です。
なお、この「60分でわかる!」シリーズには、『ESD超入門』や『カーボンニュートラル超入門』などもあります。
出版社:技術評論社
著者:バウンド
監修:功能聡子、佐藤寛
ページ数:160ページ
定価:¥1,188(税込)
発行日:2019年11月16日
ISBN-10:4297109697
ISBN-13: 978-4297109691
続いてご紹介するのは、ビジネスの事例がわかりやすく解説されている『SDGsが生み出す未来のビジネス (できるビジネス)』です。大きな特徴として、独自のフレームワークを用いていること。SDGsの5pとマーケティングの4pを掛け合わせたフレームワークは大変興味深く、またSDGsとビジネスへの理解度を深めるのに役立ってくれます。
ビジネスに関する内容ではあるものの、専門用語は使用せずに解説されているのも要チェック。これからビジネスに取り入れたい方も、すでにビジネスでSDGsに関わっている方も、じっくりと読むことができる1冊です。
出版社:インプレス
著者:水野雅弘、原裕
ページ数:192ページ
定価:¥1,848(税込)
発行日:2020年6月19日
ISBN-10:4295008966
ISBN-13:978-4295008965
最後にご紹介するのは、地政学の考え方からアプローチした『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望』です。2030年までに何が起こるのか、これからの世界はどうなっていくのかについて書かれています。
SDGsはもちろん、中国やサードウェーブテクノロジー、GAFAMについても盛り込まれています。テクノロジー×地政学で見る世界の勢力図や、世界の状況がわかる地図などは大変読み応えがあり、地政学という新たな視点によるSDGsの可能性に触れることができる1冊です。
出版社:SBクリエイティブ
著者:落合陽一
ページ数:351ページ
定価:¥1,650(税込)
発行日:2019年11月14日
ISBN-10:4797399953
ISBN-13:978-4797399950
SDGsに関する書籍をピックアップしてご紹介いたしました。今回ご紹介できなかった書籍も、おすすめのものがたくさんあります。図解が多いもの、独自の視点で解説しているもの、ちょっとした知恵袋的なものなど、内容はさまざまです。自分が求めるタイプのSDGs関連書籍を探して、秋の夜長を充実したものにしてくださいね。
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。