バリ島を訪れた際に、寺院や遺跡を巡るという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、バリ島に数多くある寺院や遺跡のなかから、3スポットをピックアップしてご紹介します。
「サラスワティ寺院」は、芸術の村として知られる「ウブド」にある寺院。ウォーターパレスとも呼ばれることがあり、水に浮かぶ蓮と、そこに映り込む寺院の美しい光景を見ることができます。
このサラスワティ寺院には、昼間はもちろん夜にも訪れてみることをおすすめします。昼間はのんびりと寺院や蓮池を見学。そして夜には、バリ舞踊を見学することができます。ライトアップされた寺院で、バリ島の伝統舞踊を堪能してみてはいかがでしょうか。
またサラスワティ寺院には、老舗の「カフェ・ロータス」がありますので、食事をしながら寺院の様子を楽しんでみても。デンパサール国際空港からは、車で1時間ほどです。
デンパザール国際空港から車で1時間ほど、前出のサラスワティ寺院があるウブドからは車で10分ほどの場所にある、「ゴア・ガジャ遺跡」。入口で大きな口を開ける魔女の石像が見事なこの遺跡の名称には、「象(ガジャ)の洞窟(ゴア)」という意味があります。
11世紀頃につくられたとされるゴア・ガジャ遺跡では、ヒンドゥー教の「シヴァ」「ブラフマー」「ヴィシュヌ」をモチーフとした「リンガ」や、ガネーシャの像などの見学が可能。さらには6体の女神像が見守る沐浴場があり、現地の人々が沐浴に来るのはもちろん、観光客が足を浸して楽しむこともできます。
「ウルワツ寺院」は、断崖絶壁の上に建てられた寺院。デンパサール国際空港から車で40分ほどの場所にあり、インド洋の絶景を楽しめます。とくに夕暮れ時がおすすめ。オレンジ色に染まる美しい空と海を、存分に堪能できます。
このウルワツ寺院の見所は、絶景だけではありません。バリ島3大舞踊のひとつとされる「ケチャックダンス」が披露されているのです。「ラーマーヤナ」というインドの叙事詩をテーマにした舞踊で、18時から始まるショーは圧巻のひとこと。ウルワツ寺院を訪れたら、必ず鑑賞することをおすすめします。
またウルワツ寺院のあたりには野生の猿が多く、帽子や手荷物、髪飾りなどを取られてしまうことも。猿には十分気をつけるようにしましょう。