今回は人気の宮古島について、その基本情報をお届けします! せっかく宮古島に行くのなら、どんな島なのか少しでも知っておきたいですね。
ここで「宮古島市」について少しご紹介します。宮古島市は「宮古島」を中心に、「伊良部島」「池間島」「下地島」「来間島」「大神島」で構成されている自治体。宮古島の周囲には、大小さまざまな離島が存在しているのです。
宮古島市の人口はおよそ5万1千人。総面積は204平方kmほどあり、そのほとんどを宮古島が占めています。宮古島は、およそ159平方kmの広さ。宮古島に次いで大きいのは伊良部島ですが、およそ29平方kmと宮古島の5分の1ほどしかありません。
なお、多くの人々が宮古島市役所を中心とした平良地区に住んでいます。ちなみに、那覇市の人口がおよそ317,000人ですので、離島の人口の少なさが伝わってきますね。
※人口については2019年4月1日現在、沖縄県企画部統計課が公開しているデータに基づいています。
宮古島の自然環境は、高温多湿の亜熱帯海洋性気候。湿度は高いものの、冬は暖かく、夏は海風による涼しささえ感じる気候です。年間の平均気温が23度ですので、どのシーズンも過ごしやすそうな島ですね。
島内には高い山がなく、平坦な地形が大半を占めています。飲用水に適した大きさの川もないため、生活に必要な水は地下水を利用しているのだそう。本土では大きな川や湖があり、それらの水を飲用水として利用していることを考えると、離島と本土との違いを感じますね。
また、美しい海とビーチ、そして珊瑚礁で知られる宮古島。シュノーケリングなどを楽しむ人々が多いことでも知られます。
沖縄に電車がないことは有名なお話ですね。では、宮古島の交通事情はどうなっているのでしょうか。
宮古島にも当然、電車はありません。空港は「宮古空港」と「下地島空港(みやこ下地島空港)」の2つがあります。羽田空港と中部国際空港、関西空港から直行便もあるなど、空路はとても便利。
陸路では、タクシーと3種類の路線バスが大活躍します。もちろんレンタカー会社も複数ありますので、自分で運転して宮古島を観光することもOK! 「宮古島市」は6つの島で構成されていますが、そのうち大神島以外は橋を渡って移動できます。
離島というだけあって、大きな島ではなく、人口も多くありません。いっぽうで観光スポットやホテルやヴィラ、不動産なども多く、リゾート地や移住地として、多くの人々から根強い人気のある宮古島。宮古島はこれからも要注目の離島です。
<参考資料>
宮古島市ホームページ
沖縄県ホームページ
沖縄県統計資料WEBサイト(沖縄県企画部統計課)