海の上で発電!洋上発電にはどんな種類があるの?

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さまざまな道具を動かしたり、夜を明るくてらしたり、「電気」はわたしたちの生活になくてはならないそんざいです。日本をはじめ、世界の国々にある「発電所(発電所)」は、それぞれの発電方法に合った場所につくられています。

 
海ぞいにある「火力発電所(かりょくはつでんしょ)」や「原子力発電所(げんしりょくはつでんしょ)」、温泉の出る場所にある「地熱発電所(ちねつはつでんしょ)」など、発電方法によって、発電所をつくる場所にとくちょうがあります。

 
そんな発電にひつような場所の「とくちょう」をいかし、「海の上」にも発電所があるのを知っていますか? そこで今回は、海の上での発電、「洋上発電(ようじょうはつでん)」についてご紹介します!

 
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風力発電と太陽光発電、そして潮力発電!

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海の上でおこなえる発電には、おもに「風力発電(ふうりょくはつでん)」「太陽光発電(たいようこうはつでん)」があります。どちらの発電も、海の上でおこなうにはじょうけんがよく、日本や海外で少しずつ数がふえてきています。そして「潮力発電(ちょうりょくはつでん)」というものもあるんですよ。これら3つの発電について見ていきましょう。

風の力で発電!洋上風力発電所

風力発電は、風の力を利用して発電する方法で、くり返し使うことができる再生可能エネルギーとしても知られています。発電所は、1年を通して強い風がよくふく場所につくられますが、海の上も風がよくふく場所。さらに、地上よりも強い風がふきやすく、さえぎるものもないので、風力発電にはうってつけの場所でもあります。

 
この洋上風力発電はヨーロッパに多くあります。いっぽう日本でも、海の上で風力発電をしようという動きが高まっているんですよ。これからどんどん洋上風力発電所がふえていくのかもしれないですね。

太陽の力で発電!洋上太陽光発電所

太陽光発電は太陽の力で発電をする方法で、これも再生可能エネルギーの代表として知られています。そんな太陽光発電も、海や湖などの水の上でおこなわれることがふえてきました。海外はもちろん、日本でもふえてきています。

 
太陽の光をさえぎらない広い場所、1年を通してくもりの日が少ない場所などが太陽光発電にはひつようです。海の上なら、風力発電と同じようにさえぎるものがなく、広い場所がかくほできるため、太陽光発電に向いているのです。

潮の満ち引きを利用!潮力発電

最後にご紹介するのは、潮(しお)の満ち引きを利用する潮力発電です。海の水には、干潮(かんちょう)と満潮(まんちょう)があり、干潮のときには水が引いていき、満潮のときにはふえていきます。その満ち引きの潮の動きをエネルギーにかえて、発電するという方法です。これも再生可能エネルギーのひとつ。

 
海の水が流れる力を利用する、「海流発電(かいりゅうはつでん)」というものもあり、潮力発電はこの海流発電のひとつでもあります。潮力発電や海流発電は世界で開発(かいはつ)や実用(じつよう)が進められ、日本でも実用化への取り組みなどが進められています。

 

海の上を利用する再生可能エネルギーの試み

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今回ご紹介した、海の上を利用する洋上発電は、再生可能エネルギーによる発電でもあります。日本はもちろん、世界でも再生可能エネルギーが注目されているなか、海の上という広い場所を利用する試み(こころみ)が、さまざまな国でおこなわれているのです。

 
どこかの海で、陸上や飛行機のなかから、たくさんの太陽光発電パネルや、風力発電の風車(ふうしゃ)を見かけることがあるかもしれません。もし見かけたら、遠くからでもじっくりと観察(かんさつ)できるといいですね。

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