海外へ旅行に行くとき、行き先の通貨に合わせて両替をすることでしょう。日本で使われている「円」は、日本のみでしか使われていないため、当然ながら海外で使用することができません。「ドル」や「ユーロ」など、行き先に合わせた通貨を使用するのが原則です。
それはもちろん、フィリピンの「ボラカイ島」でも同様です。世界有数の美しいビーチを誇るボラカイ島は近年、観光や不動産投資などで人気と注目度が上昇している離島。日本からの観光客も多く訪れています。今回はそんなボラカイ島の通貨や為替レートについてご紹介します!
ボラカイ島で使われている通貨は、フィリピン国内で使われているものと同じ。つまり「フィリピン・ペソ(表記:PHP)」になります。「ペソ」そのものはフィリピンを始め、キューバやドミニカ共和国、メキシコなどの国々で使用されている通貨。スペインの植民地だった国などで見られます。
フィリピンで使用できる通貨「ペソ」には、日本や他の国と同様に紙幣と硬貨があります。旧紙幣や貨幣なども若干見られますが、現在では紙幣と硬貨を合わせて9種類がメインです。これらのほかに、補助通貨「センタボ」も存在していますが、ほぼ確実に使用することがないため、両替などをする必要もありません。
【紙幣6種類】
1,000ペソ、500ペソ、200ペソ、100ペソ、50ペソ、20ペソ
【硬貨3種類】
10ペソ、5ペソ、1ペソ
他の国のお金に両替する際に必要になるのは為替レート。日本とフィリピンとの為替レートは、2019年10月27日19時現在で次のようになっています。
日本円で100円ですと、フィリピン・ペソではおよそ47ペソという計算になります。だいたい、日本円の半分ほどと考えるといいでしょう。
海外へ旅行をする際に気になるのは、外貨への両替ですね。どこで両替をするべきか迷うのではないでしょうか。基本的に両替は出発前、つまり日本国内の銀行でおこなうことが可能です。
しかし日本で両替する際の為替レートは、現地で両替するよりも高いケースがしばしば見られます。フィリピンも同様で、現地で両替するほうが良いでしょう。ボラカイ島に行く際に経由するマニラなどの空港や、両替所などを利用することをおすすめします。
事前に旅行代理店などで、現地で両替ができる場所を確認しておくことが大切です。また経由する空港での両替は、時間に余裕を持っておこなえるよう、スケジュール管理も忘れないようにしてくださいね。
今回ご紹介したのは、ボラカイ島、そしてフィリピンで使われている通貨の基本的な事柄です。ボラカイ島を始めとしたフィリピンを訪れる際には、通貨について必ず知っておきたいもの。それはフィリピンに限らず、海外のどの国であっても同じです。
基本的な必要最低限のことを把握しておくだけでも、現地での滞在がよりスムーズに、そして楽しくなります。ボラカイ島に行く前には、通貨の種類や為替レート、日本円による両替が可能な両替所をしっかりチェックしてくださいね。