海外へ旅行に行ったり、長期滞在をしたりするとき、現地で受けたサービスに対してチップを払う機会があります。日本ではチップの文化はありませんが、海外では当たり前の国も多く、現地のチップの相場や必要なシーンを知っておくことが大切です。
フィリピンで近年人気と注目が高まっている「ボラカイ島」でも同様で、サービスを受けた際にはチップが必要になります。またボラカイ島の場合はフィリピン国内を経由して島に行くため、なおさら知っておいたほうがいいでしょう。今回はボラカイ島、そしてフィリピンのチップ事情についてご紹介します!
ボラカイ島でのチップは、フィリピン国内のチップのケースに当てはめて考えるといいでしょう。ボラカイ島やフィリピンでのチップが必要な場面や、相場を順番にご紹介します。とてもシンプルですが、少し注意点もあるので要チェックです。
※2019年11月の為替レート:日本円での1円は、0.47ペソほど
まずは空港や港、ホテルなどでのチップについてです。荷物を運んでくれるポーターさんに、チップを渡すようにしましょう。チップの相場は、荷物1個で10ペソ。運んでもらった荷物の数だけ、チップが必要になります。
注意しなければならないのが、ポーターではないのに勝手に荷物を運んでくれる存在です。親切心で運んでくれる人もいますが、チップ目当てのケースも少なくありません。できる限り、正規のポーターに荷物を運んでもらうようにしましょう。
フィリピン国内でタクシーに乗ったときは、料金の10%ほどをチップとして渡すといいでしょう。お釣りが少額の場合は、お釣りをそのままチップにするというケースも。タクシーはできる限り、ホテルや空港などの配車サービスを利用すれば、ぼったくりに遭う危険性が低くなります。
ボラカイ島の場合は、私たちが一般的に想像するタクシーではなく、三輪のトライシクルが走っています。トライシクルを利用した際にも、チップを用意できるといいですね。
フィリピンやボラカイ島では、レストランでのチップも用意することをおすすめします。基本的には、飲食をした総額の5%から10%程度がチップの目安になります。ただし、サービス料が含まれているお店の場合はこの限りではありません。
サービス料が含まれているお店ではチップを渡さない国もありますが、フィリピンやボラカイ島では、お釣りのコインをチップとして渡したり、テーブルに置いていくケースが多く見られます。チップを用意する際には、まずはメニューにサービス料が含まれているかどうかを確認し、判断するといいでしょう。
今回ご紹介したチップの相場は、ボラカイ島やフィリピン国内の相場です。もちろん、ご紹介した場面以外でも、ホテルやスパ、ツアーガイドなど、さまざまな場面でサービスを受けた際には、任意でチップを用意しても。
日本では馴染みがないチップですが、ボラカイ島をはじめ、海外ではスムーズに渡せるようにしたいものです。出発前に現地のチップ相場などをしかりとチェックして、ボラカイ島での快適な滞在を送ってくださいね。