市鳥や市魚など、宮古島市の「生き物」を紹介!

宮古島市の市蝶「オオゴマダラ」

宮古島市の市蝶「オオゴマダラ」


沖縄県の離島「宮古島」は、宮古島をはじめとした複数の島で形成される「宮古島市」という自治体にあります。「宮古島観光」と言えば、この宮古島市内の観光を指すことが多く、伊良部島や来間島など市内の離島での観光も、宮古島と共に楽しむ方が少なくありません。

 
海や自然に恵まれた宮古島市ですが、他の自治体と同様に「市花」や「市木」があるのは、以前お伝えしたしました。今回はさらに「市鳥」や「市魚」などについてご紹介いたします!

 
関連記事:宮古島を訪れたら観察したい!宮古島市の「市花」や「市木」

 

宮古島の自然の特色が見えてくる、「市」の生き物たち

宮古島市の市鳥「サシバ」

宮古島市の市鳥「サシバ」


宮古島市が定める「市」の生き物たちは、それぞれに宮古島の自然の特色が見えてくるものばかりです。普通に観光をするときにはあまり意識しない存在だと思いますが、だからこそ知ってみることをおすすめします。

 
それでは、宮古島市が定める「市」の生き物、「サシバ(市鳥)」、「オオゴマダラ(市蝶)」、「タカサゴ(市魚)」、そして「スイジガイ(市貝)」を順番に見ていきましょう。

 

宮古島市の市鳥「サシバ」とは

まずご紹介するのは、市鳥の「サシバ」です。タカ目タカ科サシバ属の鳥で、「大扇(おおおうぎ)」とも呼ばれています。

 
サシバは渡り鳥で、赤みがかった体の大きさはカラスに近く、国際保護鳥にも指定されています。宮古島を含めた宮古群島周辺は、このサシバが越冬のために渡る際の中継地。最終的には東南アジアやニューギニア、南西諸島などに渡って、越冬をします。

 

宮古島市の市蝶「オオゴマダラ」とは

続いてご紹介するのは、白と黒のまだら模様が美しい「オオゴマダラ」という日本最大の蝶です。体長は羽を広げた状態で8センチほどになることも。片手の平いっぱいのサイズの蝶だと想像すると、その大きさがわかるのではないでしょうか。

 
オオゴマダラには毒があり、その毒は幼虫時代のエサである「ホウライカガミ」や「ホウライイケマ」に由来しています。また、この蝶のさなぎはとても美しい金色をしています。もし宮古島で見かけることができたら、ぜひ観察してみてくださいね。

 

宮古島の市魚「タカサゴ」とは

宮古島市の市魚に指定されている「タカサゴ」は、現地の言葉で「グルクン」とも呼ばれています。赤みがかった色鮮やかな熱帯性の魚で、日本国内では沖縄県近海に生息しています。

 
また宮古島はもちろん、沖縄県においては食用として広く愛され、唐揚げや塩焼きなど多彩な調理法で食卓によく上る美味しい魚です。沖縄県の魚としても指定され、沖縄の人々にとってはとても身近な存在。かまぼこの原料にも使われています。

 

宮古島市の市貝「スイジガイ」とは

最後にご紹介するのは、宮古島市の市貝「スイジガイ」です。「スイジ」から想像する漢字は「炊事」かもしれませんが、「水字貝」と書くのが正解。ツノが6本もある、少し不思議な形状の巻き貝です。

 
このスイジガイは沖縄では装飾として利用されるほか、火難避けや魔除けとしても古くから使われています。宮古島では縄でこの貝のツノを結び、軒下などに吊します。宮古島市以外では名護市でも市貝として指定され、沖縄の生活に古くから馴染んでいる様子が窺えます。

 

宮古島の気候や風習に馴染んだ、宮古島市の生き物たち

宮古島市の市蝶「オオゴマダラ」のさなぎ

宮古島市の市蝶「オオゴマダラ」のさなぎ


宮古島市が指定している生き物たちは、どれも宮古島はもちろん沖縄の気候や風習に馴染んだものばかりです。古くから現地の人々に愛され、その生活とともにありました。

 
宮古島はもちろん、沖縄を訪れる機会があれば、ぜひ今回ご紹介した生き物たちを探してみてはいかがでしょうか。季節によっては見つけられませんが、とくにサシバやオオゴマダラなどはぜひ探してみてくださいね。

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