沖縄の離島「宮古島」には、豊かな自然や宮古ブルーの海、サンゴ礁など、さまざまな見所があります。さらに宮古島ならではの工芸品も多く、島内には工芸体験ができる施設も数多く見られます。マリンスポーツをはじめとした数々のアクティビティを堪能できる宮古島ですが、特産品の食べ物も忘れずにチェックしたいところです。
そこで今回は、現地で食べられるものや、お土産にできるものなど、数ある食べ物のなかからいくつかをピックアップ。宮古島の美味しい特産品にスポットを当ててご紹介します!
関連記事:「宮古焼き」や「宮古上布」!宮古島が誇る多彩な特産品の数々
宮古島の美味しい特産品には野菜や果物、海産物や加工品などがあり、その種類は多岐に渡ります。宮古島ならではのものから沖縄全域に見られるものまで、幅広く楽しめるのも宮古島の魅力のひとつ。今回は特産品のなかから厳選して、「宮古牛」と「宮古そば」、「マンゴー」をご紹介します!
最初にご紹介するのは、高級牛の「宮古牛」です。宮古牛は上質な脂を持つ黒毛和牛。宮古島エリアで15ヶ月以上にわたって飼育されたものが、宮古牛として宮古島内の一部のお店で味わえます。
宮子牛は飼育されている数が少ないため、島内の一部のお店しか扱いがありません。しかし牛の数自体が少ないわけではなく、宮古島で生まれ育った牛の多くが子牛のうちに島を離れ、他の地域の有名なブランド牛として育つからなのです。
ブランド牛として育つ牛ですから、もちろん肉質が良く味も絶品。宮古島でしか味わえない「宮古牛」を、宮古島を訪れた際にはぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。
続いてご紹介するのは、「宮古そば」です。沖縄と言えば「ソーキそば」を連想する方も多いと思いますが、宮古島には島独特の「宮古そば」が存在しています。「そば」という名前ですが、麺にはそば粉を使っていません。小麦粉と塩水、そしてかんすいを使い、麺が作られています。
「ソーキそば」は麺の上に具材の「ソーキ(スペアリブ)」が載せられたものですが、「宮古そば」は麺の下にかまぼこなどの具材が隠れ、麺の上にはネギだけがトッピングされています。しかし最近では、麺の上に具材をトッピングするお店が多く見られるようになりました。
宮古そばを扱うお店には、テーブルに醤油や胡椒などの調味料と共に「カレー粉」が置かれているケースが多く見受けられます。これは、宮古そばの味を変えるためのもの。もちろん使うかどうかは自由ですが、カレー粉を入れることによる味の変化を楽しむのも、宮古そばの醍醐味のひとつです。
最後にご紹介するのは「マンゴー」です。宮古島は日本一のマンゴーの生産地。マンゴーを販売する農園や、マンゴースイーツなどを堪能できるカフェなどが多く、マンゴーを存分に堪能することができます。「キーツ」と「アーウィン」というブランドもあり、両方をお土産に購入して食べ比べてみてもいいですね。
宮古島にはマンゴー栽培を見学できる農園もありますので、マンゴーがお好きな方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。マンゴー栽培の様子や、どんな状態で実がつくのかなど、実際に目で見て楽しめるのでおすすめです。
宮古牛や宮古そばのように現地で味わいたいもの、マンゴーのように現地はもちろんお土産にしたいものなど、多彩な特産品を楽しめる宮古島。旅行などで宮古島を訪れた際には、ぜひ現地の味にも触れて、宮古島を余すところなく満喫してみてはいかがでしょうか。