【SDGs】愛知県による「子ども食堂」への支援と取り組み


子どもたちへ食事を提供し、ときに学習環境も提供する「子ども食堂」の取り組みは、全国的な広がりを見せています。コロナ禍において、子ども食堂はより注目されるようになると共に、「コロナ禍だからこそ」子ども食堂が求められたり、子ども食堂の運用が難しくなったりと、状況の変化も著しいと言えます。

 
日本各地で取り組まれている子ども食堂の活動は、SDGsの目標においても重要で、子どもの健やかな成長や教育、貧困への対策などに深く広く貢献しています。子ども食堂の運営は個人やNPO、企業などさまざまですが、行政による支援も見られるようになりました。

そこで今回は、愛知県による子ども食堂への支援や取り組みにスポットを当ててご紹介します。

 

行政と「子ども食堂」が一緒に、子どものためにできることを


愛知県による子ども食堂への支援は、補助金や子ども食堂マップなど多岐にわたります。また県内には「あいち子ども食堂ネットワーク」があり、子どもたちを守るための活動が活発におこなわれています。

 
愛知県のHPはもちろん、県内で発行される新聞などにおいても子ども食堂の役割や支援などを周知。子ども食堂の存在は身近なものになりつつあります。

 

愛知県による子ども食堂マップの作成補助

愛知県では、社会福祉法人愛知県社会福祉協議会による「子ども食堂マップ」の作成を補助。県内にある子ども食堂をマップとして掲載し、発信しています。マップへ掲載する子ども食堂は常時募集し、マップも定期的に最新情報に更新されています。

 
無料や定額で食事を得られる子ども食堂は、深刻な「事情」を抱える子どもたちにとって命綱でもあります。子ども本人が食堂の場所を知らない・マップを見られない状況であるケースは少なくありません。困窮している、深刻な状況にある子どもの存在に気がついたら、周囲の大人などがサポートしてあげられるよう、近場の子ども食堂を把握してみてはいかがでしょうか。

 
愛知県社会福祉協議会では、ほかにも「子どもの居場所応援プラザ 相談窓口」を開設。子ども食堂を開設したい人をはじめ、子ども食堂に関する相談に応じています。また外部NPO法人、愛知県などの行政と連携し、子どもたちのための活動が進められています。

 
<愛知社会福祉協議会>
愛知社会福祉協議会 ボランティアセンターHP 子ども食堂

 

「愛知県子ども食堂推進事業補助金」とは

愛知県は子ども食堂の開設を支援する事業「愛知県子ども食堂推進事業補助金」を実施しています(予算に限りがあるため、先着順)。補助の対象は「子ども食堂の支援(子ども食堂開設費)」、「子どもの学習支援(学習推進事業費)、「子ども食堂における感染症対策の支援(子ども食堂感染症対策事業費)」の3種類。2021年度は新規開設者には3回の申請期間、既開設者(学習推進事業費が対象)には2回の申請期間が設けられています。

 
この補助金は2019年3月に設立された「子どもが輝く未来基金」を活用。愛知県は直接的、そして間接的に子どもの貧困対策の充実や強化に向き合っています。

 
<愛知県公式HPネットあいち>
2021年度「愛知県子ども食堂推進事業費補助金」の交付申請の受付を開始します

 

子ども食堂が担う役割と、支援する行政や市民の形


子ども食堂が担う役割は大変重要で、子どもの貧困や困窮に手を差し伸べるだけではなく、子どもの居場所作りや学習支援、コミュニケーションの成長も助けています。また行政をはじめとした然るべき機関への窓口となるケースや、子どもだけではなくその親への救済や援助に繋がるケースもあります。

 
今回は愛知県による、子ども食堂への支援についてご紹介しましたが、こういった取り組みは愛知県だけではありません。また、子ども食堂への支援は、行政だけではなく個人でも可能です。

 
近隣にある子ども食堂や支援団体を手伝ったり、食材を寄付したりなど、支援の形はさまざま。子ども食堂の活動と、それを支援する行政や市民の形がよりうまく噛み合うことで、困窮する子どもたちをひとりでも多く救えるのではないでしょうか。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。