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【SDGs】チョコ×SDGs!「ブラックサンダー」の挑戦


冬はチョコレートを多く消費するシーズン。新商品や、定番の冬期限定商品などのほか、バレンタイン用のチョコレートなど、数多くの商品が店頭に並びます。また、暖かいココアを飲む機会も多いのではないでしょうか。

 
こうしたチョコレートはカカオ豆を原材料としていますが、このカカオ豆には大きな問題と課題があり、SDGsとも密接に絡み合っているほか、カカオを扱う企業の多くが積極的に向き合っています。2022年、こうしたカカオ豆を巡る取り組みに関し、「ブラックサンダー」という商品が大きな話題となりました。今回は「ブラックサンダー」にスポットを当ててご紹介いたします。

 
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【チョコ×SDGs】ブラックサンダーの挑戦と身近なSDGs


チョコレート(カカオ豆)に関する問題と課題は、決して見過ごせるものではなく、チョコレートの消費量が多い日本にとって向き合うべきものでもあります。消費者側にとっても身近なSDGsとして認識している消費者も多いことでしょう。パッケージでSDGsの表記や、カカオ豆の生産者に言及した商品もあります。

 
今回スポットを当てる「ブラックサンダー」も同様で、小さな商品のパッケージに大きな取り組みを表示。それは一体どんな取り組みなのでしょうか。

 

【チョコ×SDGs】ブラックサンダーとは?

「ブラックサンダー」は、有楽製菓株式会社が展開する商品。ベーシックなブラックサンダーのほか、「至福のバター」や「いちごのサンダー」、「ビッグサンダー」など、さまざまなバリエーションがあります。またコメダ珈琲店の「シロノワール」とコラボするなど、人気が高い商品です。

 
このブラックサンダーの大きな特徴は、大変安価であるということ。1本30円という、子どものお小遣いで買えるブラックサンダーは、登場から40年近くにわたり子どもから大人まで幅広く愛されています。

 
※価格は公式サイト情報です

 

【チョコ×SDGs】子どものお小遣いで買える「ブラックサンダー」だからこそ

2022年、有楽製菓はブラックサンダーに使用するカカオ豆を、「スマイルカカオ」に切り替えました。カカオ豆の児童労働問題は大変深刻で、西アフリカ諸国での生産において多くの子どもたちが労働力として酷使されています。こうした問題に向き合い、ブラックサンダーによる「スマイルカカオプロジェクト」が始動、原材料のカカオ豆を児童労働によらない「スマイルカカオ」へと切り替えたのです。

 
ブラックサンダーのパッケージの裏には、笑顔の子どもの横顔が描かれています。これはスマイルカカオプロジェクトのマーク。苦しい思いをした子どもたちがいない、そんな商品を、日本の子どもたちが気軽に手に取ることができるのは、ブラックサンダーだからこそとも言えます。子どもがお小遣いで買えるブラックサンダーに、子どもの笑顔が描かれているのは大変素敵なことではないでしょうか。

 
さらに有楽製菓では、2025年までにすべての商品におけるカカオ豆を「スマイルカカオ」にするという目標を掲げました。有楽製菓が扱うチョコレートはブラックサンダー以外にもさまざまありますが、すべてのチョコレートがスマイルカカオに切り替わる日は遠くないと言えるでしょう。

 

【チョコ×SDGs】身近な存在だからこそ、消費が増える冬はとくに意識したい!


チョコレートを巡るSDGsの取り組みは大変多く、多くの製菓会社が実行しています。カカオ豆が抱える問題は、児童労働だけではありません。生産に関わる人々への不当労働や貧困も挙げられ、実際にカカオ生産者がチョコレートの味を知らないというケースも少なくありません。

 
チョコレートは身近な存在だからこそ、消費者側もその取り組みを目にしやすいと言えます。チョコレートの消費が増える冬には、とくにカカオ豆を巡る問題を意識し、店頭で手に取るチョコレートのパッケージをゆっくり観察してみてはいかがでしょうか。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。

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