【SDGs】「SDGs」が流行語大賞にノミネート!流行語で終わらないために


2021年11月4日に、「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」でノミネートされた30種類の言葉が発表されました。この30種類の言葉のなかに「SDGs」もあることをご存じでしょうか。

 
2030年のゴールへ向けて、SDGsをとりまく環境や取り組みは加速を続けています。そのただ中にあって、新語・流行語としてノミネートされたSDGs。認知度が高まってきたことの現れではありますが、「SDGs」の言葉(名称)だけが一人歩きし、流行語で終わってしまわないようにしなければなりません。

 
そこで今回は「SDGs」が新語・流行語大勝にノミネートされた点にスポットを当てて見ていきます。

 

SDGsが一過性の流行になってしまわないように


2021年に入ってから、さまざまな媒体でSDGsの話題や取り組みが取り上げられるようになりました。筆者の体感では、2020年はまだそこまでではなく、日本国内における認知度は2021年よりもはるかに低かったように思います。

 
SDGsが一過性の流行として扱われてしまうのか、よりSDGsへの認知と意識が高まるのか、2022年以降の動きが気になるところです。

 

SDGsの浸透スピードの緩やかさ

SDGsそのものは決してこの1~2年で始まったわけではありません。国連サミットで採択されたのは2015年9月、スタートしたのは2016年ですので、少なくとも5年の月日が経っています。そしてSDGsの前身には「MDGs(ミレニアム開発目標)」があり、2001年から2015年までの期間設定がありました。

 
実際のところ、「SDGsは知っていても、MDGsは知らない」という方は決して少なくありません。MDGsはSDGs以上に認知されていなかった可能性が高いのです。MDGsからの歴史を考えれば、新語・流行語大賞という形でノミネートされたSDGsという存在自体、浸透するのが遅かったとも言えるでしょう。

 
SDGsそのものは決して新しい存在ではなく、そして流行というカテゴリに当てはめるものではありません。しかし新語・流行語大賞にノミネートされたことは、それだけ人々のSDGsへの関心が高まったことを意味し、今後の認知や取り組みの広がりにも深く関わっていくことになります。

 

SDGsという言葉だけではなく、内容も知ってこそ

もしかしたら、今回のノミネートで「SDGs」という言葉(名称)を知った方もいらっしゃることでしょう。そういった方は、「なんだろう?」で済ませてしまうケースと、「なんだろう、調べてみよう」と一歩先に進むケースがあります。できることならば、後者であることが好ましいと言えます。

 
これはSDGsに限ったことではなく、過去の新語・流行語大賞においても同様ですし、ノミネートされたほかの言葉に対しても同様です。2021年のノミネート全体を見ても、おそらく誰もがひとつは知らない言葉があるのではないでしょうか。仮に全ての言葉を知っていても、「内容を説明できる言葉」と「なんとなく知っているが、説明はできない言葉」にわかれるケースも多いでしょう。

 
しかし「内容を完璧に知る」必要はなく、SDGsであれば、まずは「環境に関すること」「教育に関すること」のような漠然としたイメージでも構いません。どんな形でも「知る」ことからスタートです。

 

流行語では終わらせないSDGs、2030年のゴールとその後を見据えて


2021年になってSDGsが幅広く認知されてきた理由として、テレビやインターネット、新聞などのメディアの働きが挙げられます。ニュースやバラエティ、CMなど、さまざまなジャンルでSDGsを取り扱い、自然と人々に認知されてきました。

 
11月の第一週には、TBSが「地球を笑顔にするWEEK」と題したSDGsプロジェクトを実施。これはメディアが担うSDGsのほんの一部ですが、こうした活動の積み重ねが個人へのSDGsの認知と啓発、取り組みへの誘導にもつながっています。

 
新語・流行語大賞にノミネートされた「SDGs」、2030年のゴールとその語の持続可能な社会を見据えて、単なる流行語では終わらせずに進んでいきたいですね。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。