2030年に向けて、持続可能な開発目標として設定された「SDGs」。日本でもさまざまな企業や団体、個人などがSDGsの取り組みを進めています。エグチホールディングスも常にSDGsの取り組みを推進。それはグループ企業も同様で、「SDGs私募債」による地域への支援などが挙げられます。
そこで今回はエグチホールディングスのグループ企業「EGC株式会社」の取り組みにスポット当てるとともに、「SDGs私募債」について詳しく解説します。
SDGsは、「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略称。「貧困をなくそう」「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」といった17のゴール（目標）と169のターゲット、232の指標から構成されています。
これまでお伝えしてきたとおり、エグチホールディングスはもちろん、グループ企業の「EGC株式会社」においても、積極的にSDGsの取り組みを推進。エネルギー問題をはじめ、地域への支援など幅広い活動をしています。
EGC株式会社は、太陽光発電関連の設備販売事業を手掛ける企業で、名古屋市守山区に本社を構えるエグチホールディングス株式会社のグループ企業。EGC株式会社は、日系企業として初めてフィリピン中央銀行の屋根に太陽光発電の設備工事をパートナー企業と共におこないました。また、カンボジアジャパンハート医療センターに太陽光発電設備の寄贈をしています。
SDGsの目標である「7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」、「9.産業と技術革新の基盤を作ろう」といった項目を中心に、太陽光発電を通じて社会貢献をしています。
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去る2022年1月12日、EGC株式会社は三十三銀行が発行する「SDGs私募債」にかかる手数料の一部をSDGsの達成に向けて取り組んでいる団体に寄付しました。
「SDGs私募債」という言葉を初めて目にした方も多いのではないでしょうか。「SDGs私募債」について解説する前に、「私募債」についてご説明します。私募債とは、企業が資金を調達するために発行する社債のことで、社債とは、投資家からの金銭と引き換えに発行する債券、有価証券のことを言います。
SDGs私募債は「私募債」のひとつで、私募債を発行する企業から受け取る手数料の一部を、SDGsに力を入れている団体に寄付や寄贈することができる債券のこと。つまり、SDGs私募債を利用することで、地域経済の活性化と持続可能な社会の実現が目指せるのです。
EGC株式会社はSDGs私募債を利用し、名古屋市守山区小幡エリアで活動している子ども食堂「心の子どもごはん」へ自然栽培の野菜や米を贈呈しました。
寄贈品である野菜は、「無農薬・無肥料・無除草剤」にこだわった安心、安全を追求する愛媛県伊予市にある「シゼンタイ」のもの。「シゼンタイ」は、野菜や米などの生産にとどまらず、教育や社会貢献、自然環境保全に力を入れている一般社団法人で、日本が抱えている農業の問題に取り組んでいます。
また、野菜や米を寄付した「心の子どもごはん」は、子どもだけではなく、毎日がんばっているお父さんやお母さんも利用できる子ども食堂です。7年ほど前から活動しており、守山区小幡エリアにはなくてはならない存在になりました。美味しくて栄養があるあたたかい食事を提供して、守山区小幡エリアに住む人々に笑顔を届けています。
この取り組みは、SDGsの目標である「3.すべての人に健康と福祉を」「17．パートナーシップで目標を達成しよう」に関わるもの。SDGs私募債は、地域の課題を解決するだけではなく、関わるすべての人や団体を笑顔にするwin-winの取り組みと言えるでしょう。
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この記事では、SDGs私募債の解説の他、EGC株式会社がSDGs私募債を通じておこなっている社会貢献や地域への取り組みについてご紹介しました。
SDGs私募債は、SDGs達成を目指す団体へ寄付、寄贈することで地域社会が取り組んでいる問題を解決するお手伝いができます。SDGsの目標達成を目指すことにより、環境問題や社会問題、経済問題といった世界が抱えるさまざまな問題を少しずつクリアにすることが可能なはずです。
このような取り組みが増えることで、日本はもとより世界中に良い循環が生まれ、持続可能な社会が実現するのではないでしょうか。
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。
