【SDGs】宮古島版SDGs「エコアイランド宮古島」が目指すゴール【前編】


沖縄の離島、宮古島が独自に定義し、取り組みを進めている宮古島版SDGs「エコアイランド宮古島(エコアイランド宮古島宣言2.0)」。これまでも何度かご紹介してきましたが、今回はエコアイランド宮古島が目指す5つのゴールと、SDGsとの関わりについて改めてご紹介いたします。

 
今回は前編と称して、ゴール1とゴール2をピックアップ。2050年までに達成したい目標とともに、宮古島の持続可能な島づくりと未来への思いが詰まっています。

 
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<参考>
エコアイランド宮古島公式サイト:https://eco-island.jp/
宮古島市公式サイト:https://www.city.miyakojima.lg.jp/index.html

 

「エコアイランド宮古島」が目指すもの、ゴールの定義


エコアイランド宮古島が掲げたゴールでは、高めの目標設定がされているとのこと。定義づけたゴールは、100年先、1000年先の宮古島の姿と、「共生の島」での暮らしを見据えています。離島だからこその問題や課題、離島だからこそ目指したいことも含め、宮古島の未来を守るための定義になっているのです。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール1:地下水を守る

まずエコアイランド宮古島のゴール1に定義されたのは、「地下水を守る」という目標です。これは地下水に含まれる窒素濃度を下げることが求められます。2016年時点では、地下水1Lあたりの窒素量は5.05mgでした。この数値を、2050年までに2.17mgに下げるべく取り組みを進めています。

 
宮古島の地下水は、飲み水や農業用水などに活用されており、その汚染が進むことは深刻な問題をもたらします。汚染の原因は、多種多様。観光客の増加やごみ、化学肥料など、さまざまな方面からの影響が、地下水の水質に影響を与えているのです。

 
地下水を守る活動は、SDGsにおいては目標6「安全な水とトイレを世界中に」への取り組みになります。宮古島の生活を守る水資源および関連する環境改善への取り組みには、大きな効果が期待されています。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール2:家庭系ごみ排出量を減らす

ゴール2は、宮古島に限らず日本において大きな問題であり、課題であるとも言える「ごみ問題」です。宮古島では家庭からのごみ排出量を減らすことをゴールとして定義。宮古島家庭系ごみ排出量は、2016年時点ではひとり1日542gでした。その排出量を、2050年までに434gに減らそうと取り組みが進められています。

 
排出量の差は88g。シンプルに水なら90ccとなり、計量カップの半分よりも少ない量です。1円玉ならば88枚。重さを想像すればとても少なく感じます。しかしこれが宮古島の住人全員から毎日排出されることを考えると大変多く、環境への影響も計り知れません。

 
SDGsでは目標11「住み続けられるまちづくりを」の取り組みにあたります。宮古島に100年、1000年先も住み続けるためには、必然の取り組みであり目標と言えるのです。

 
家庭ごみだけにとどまらず、ビーチへの漂着ごみも大きな問題になっています。また、前述の地下水への影響も懸念されます。ビーチのクリーン活動や、ふるさと納税による支援の活用など、島全体でのごみ問題への取り組みも進められています。

 

「エコアイランド宮古島」は、宮古島そのものを生かすために


エコアイランド宮古島が定義する5つのゴールから、ゴール1とゴール2をピックアップしてご紹介いたしました。水資源を守ること、そして家庭からのごみ排出量を減らすこと、これらは宮古島に限ったことではありません。しかし離島である宮古島がなにも対策をしないでいた場合、あっというまに深刻で大きな問題となることは容易に想像がつきます。

 
宮古島版SDGsであるエコアイランド宮古島は、宮古島そのものを1000年後も生かすための大切な取り組みです。同時に、SDGsにとっても重要な取り組みの一角と言えるでしょう。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。