【SDGs】ノーベル平和賞を受賞した「世界食糧計画(WFP)」とは

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2020年のノーベル賞が次々に発表されるなか、日本時間の10月9日にノーベル平和賞が発表され、「世界食糧計画(WFP)」の受賞が決まりました。この「世界食糧計画」はSDGsとも密接な関係があり、世界規模での大きな活動をおこなっています。そこで今回は、「世界食糧計画」についてスポットを当ててご紹介します。

 

「世界食糧計画」とは?国連による食の支援

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世界食糧計画とは国連による食糧支援のことで、「WFP」や「国連WFP」と呼ばれています。「WFP」は「World Food Programme」の略で、世界の貧困や飢餓をなくすために活動をおこなっています。では世界食糧計画では、具体的にどのような活動があるのでしょうか。

 

世界食糧計画の活動と取り組み

世界食糧計画は世界から貧困や飢餓をなくすための活動をしていますが、その活動や取り組みは多岐にわたります。途上国の栄養状態の改善や、自然災害や紛争、パンデミックなどを含む緊急時における食糧支援、さらには復興支援や物資輸送など、「食料支援」に関わるさまざまな活動があります。

  • トラック5,600台
  • 船30隻
  • 飛行機100機

 
これらは、世界食糧計画が1日に使用する最大の「機動力」です。これらを動かし、辺境かつ困難を抱える地域へと食料をはじめとした支援物資を届けています。また世界の子ども達へと学校給食を提供するプログラムや支援を通して、子どもたちの栄養状況を改善するための活動も。また母子への栄養支援や、途上国などへの自立支援といった、幅広い活動が見られます。

 
しかしこれらはあくまでも一例でしかありません。「食料支援機関」という表現からは、おそらく「食が足りない地域、困窮している地域への食料や物資の支援」と受け取るのではないでしょうか。しかし世界食糧計画では、食料の大半を発展途上国から購入しているなど、経済成長など貢献する形での「支援」もおこなわれています。

 

世界食糧計画の日本における活動と、個人でできる支援

世界食糧計画は、もちろん日本での活動もおこなっています。WFP日本事務所では、世界への支援活動を推進。2017年には日本政府から1億7,550万ドルの支援をおこなうなど、日本は主要拠出国のひとつとして大きな役割を担っています。

 
日本において「食糧難」という状況は、あまり想像がつかないのではないでしょうか。また通常において私たち一般市民が関心を寄せた場合、個人単位での支援をすることができるのか気になるところです。

 
世界食糧計画のHPでは個人単位で寄付ができる仕組みがあり、毎月の寄付や、一度限りの寄付が選べるほか、使途も選択でき、1,000円から寄付ができます。世界食糧計画の一助となりたい方や、SDGsの活動の一環として行動を起こしたい方などは、ぜひ一度確認してみてはいかがでしょうか。

 

飢餓と貧困のない世界へ、SDGsと世界食糧計画が担う大きな役割

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世界食糧計画の活動は、SDGsと密接に関わりがあります。世界食糧計画における「戦略計画2017-2021」では、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」と、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」が指針になっています。

 
世界から貧困や飢餓をなくすため、2030年の目標を達成するための世界食糧計画の活動は、ノーベル平和賞を受賞するほど世界にとって重要で、平和への礎のひとつでもあります。これから先2030年に向けて、そしてさらに未来に向けて、世界中の飢餓や貧困がなくなるまで世界食糧計画の戦いが続いていくのではないでしょうか。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。

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