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【SDGs】愛知の企業のSDGs:「敷島製パン株式会社(Pasco)」編


SDGsを取り入れる企業は実に多く、なかにはSDGsを事業のひとつとして組み込んでいるケースも見られます。事業としてであったり、社員の福利厚生としてであったり、売上からの社会貢献であったりと、企業が進めるSDGsの形はさまざまです。

 
身近な企業も積極的にSDGsに力を入れているケースが多く、これまで愛知の企業のSDGsをご紹介してきました。今回は愛知の企業のなかから、「Pasco」こと「敷島製パン株式会社」にスポットを当ててご紹介いたします。

 
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※記事内のパンの画像はイメージです

 

食の未来を考える!敷島製パンの「昆虫食」への挑戦


敷島製パン株式会社は、ブランド名「Pasco」として馴染みが深く、誰もが一度はPascoのパンや和洋菓子を食べたことがあるのではないでしょうか。本社は愛知県名古屋市にあり、創業は1920年(大正9年)6月。100年にわたって愛されている企業です。

 
そんな敷島製パンでは、積極的に「昆虫食」への挑戦を続けています。食の未来はSDGsにとって重要な課題のひとつであり、そこに挑む敷島製パンの取り組みは大きな注目を集めています。

 

コオロギをパンや洋菓子に加工!敷島製パンの昆虫食への思い

栄養価が高い昆虫が持つ可能性については世界中で注目され、昆虫食への研究や開発が進められています。食用にできる昆虫にはさまざまなものがありますが、日本でも多くの種類の昆虫を古くから食してきました。現代の日本ではイナゴや蜂の子などがメジャーですが、コオロギも古くから親しまれてきた昆虫食のひとつです。

 
敷島製パンは数ある昆虫のなかからコオロギに注目。昆虫食としてコオロギをパンや洋菓子に加工し、販売しています。また「【SDGs】夏休みに子どもと一緒に!SDGsオンラインイベント3選【2022年】」でもご紹介しましたが、コオロギパンの自由研究コンテストを実施するなど、食育や子どもたちに向けての活動も積極的です。

 
敷島製パンの創業のきっかけは、食糧難をパンで解決したいという想いによるものだそう。その想いは100年経った今も受け継がれ、現在ではSDGs、そして将来への食糧難への取り組みとして、昆虫食への開発に力を注いでいるのです。

 

敷島製パンのコオロギ製品は「Korogi Cafe」で購入可能

敷島製パンが展開するコオロギパンは、誰でも購入ができます。スーパーなどの店頭には並んでいませんが、公式サイト「Korogi Cafe」にて通信販売を実施。バウムクーヘンやクロワッサン、フィナンシェなどを購入できます。

 
コオロギ製品には、「FUTURENAUT株式会社」が製造するヨーロッパ・イエコオロギのコオロギパウダー「CRICKET FLOUR」を使用。敷島製パンの「未来食LABO」にて手作りされており、フィナンシェにおいてはコオロギの配合量に違いがある製品展開も。コオロギ製品の味は雑穀やナッツのような香ばしさや香りがあり、おやつとしても朝食としても楽しめる味わいです。

 
なお、前項で少しコオロギパンの自由研究コンテストについて触れましたが、コオロギパンに必要な「コオロギの食育パンキット」も「Korogi Cafe」にて販売されています。また、コオロギパウダーそのものは「FUTURENAUT株式会社」のHPで購入できますので、興味がある方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

食の未来と、安心・安全を追求する敷島製パンのSDGs


敷島製パンのSDGsとして、昆虫食への取り組みをご紹介いたしましたが、もちろん昆虫食だけではありません。独自の「食品安全管理基準」を用いた食品安全管理や「臭素酸カリウム」の不使用、「トランス脂肪酸低減」への取り組みなど、敷島製パンは安心・安全の追求と挑戦を続けています。これらはSDGsの目標とつながることはもちろんですが、創業から続く「食」を大切にする想いが受け継がれてきたものでもあります。

 
敷島製パンの「Pasco」ブランドの製品は、どの家庭の食卓にも登場するような大変身近なものです。だからこそ、敷島製パンによる食への想いと未来を見据えたコオロギ製品によるSDGsの取り組みは、今後も注目されていくのではないでしょうか。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。

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