離島観光でレンタカーを利用するという方は少なくありません。島内のスムーズな移動にも適しているだけではなく、自分たちのペースで観光ができるほか、離島一周も可能です。沖縄の離島でも、レンタカーによる観光は人気があります。
そこで今回は、沖縄の八重山列島に属する「西表島」でのドライブに注目。おすすめのドライブスポットをピックアップしてご紹介いたします。
西表島と言えば、雄大な大自然やアクティビティを想像する方が多いと思います。実際に、トレッキングやマリンアクティビティなどは高い人気を誇ります。いっぽう、西表島の大自然を横目に、のんびりとしたドライブもおすすめです。
今回ご紹介するドライブスポットは、「西表野生生物保護センター」「子午線モニュメント」「西表トンネル」の3箇所。数あるドライブスポットのなかから、車で気軽に立ち寄りやすいスポットを厳選しました。
最初にご紹介するドライブスポットは、「西表野生生物保護センター」です。イリオモテヤマネコや野生生物の生態などについて展示しているほか、イリオモテヤマネコの保護活動の拠点としても知られています。
入館料は無料。屋内施設のため、雨の日も気軽に立ち寄れます。また公式ホームページには「イリオモテヤマネコ運転注意マップ」もあります。西表島のドライブ観光にとって大切なマップでもありますので、西表島へ行く前にダウンロードして確認しておくと良いでしょう。
※休館日：毎週月曜日（月曜日が祝日の場合は火曜日）、6月23日（慰霊の日）、年末年始
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続いてご紹介するドライブスポットは「子午線モニュメント」。北と南を結ぶ経度を子午線と呼びますが、西表島にあるモニュメントは「123度45分6.789秒」の子午線が1997年に発見されたことを記念したものです。
この子午線モニュメントは祖納地区と白浜地区の2箇所にあります。祖納地区のモニュメントは夜間にレーザーが発射され（現在停止中）、白浜地区のモニュメントは日時計になっています。ドライブがてら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※2002年の測量法改正以降の「世界測地系」とのズレにより、現在の地図では、モニュメントの場所は「123度45分6.789秒」ではなくなっています。
最後にご紹介するのは、ドライブ観光だからこそ立ち寄りたい「西表トンネル」。この西表トンネルは全長675メールある、日本最南端のトンネルです。
1992年に完成した西表トンネルですが、トンネルができるまで地元の人々も観光客も山道を迂回する必要がありました。土砂崩れなどで不自由な思いをすることも多かったようです。西表トンネルの完成によって県道が700メートルも短縮され、西表島にとってなくてはならない存在となりました。車で観光するのであれば、ぜひ西表トンネルを通ってみてはいかがでしょうか。
西表島のドライブスポットをピックアップしてご紹介いたしました。車だからこそ自由度の高いスケジュールを組めるというメリットがあります。ツアーなどに参加しない方や、ツアーがない時間帯などは、西表島を車で楽しんでみてはいかがでしょうか。
西表島でドライブ観光をする場合、自然保護はもちろんですが、野生動物などの事故には十分に気をつける必要があります。「西表島でレンタカーを利用するなら、知っておきたい注意点とは」もご参照ください。環境に配慮しつつ、ゆったりと西表島のドライブを楽しみたいですね。
