沖縄の離島、「石垣島」や「西表島」は、八重山列島に属する離島ですが、魅力的な観光地としても人気が高く、多くの人々が訪れています。そんな八重山列島にはとても優しい「八重山方言(ヤイマムニ、スマムニ)」があることをご存じでしょうか。
もちろん標準語で会話することができますが、石垣島や西表島など八重山列島を訪れた際には、挨拶などの八重山方言を覚えておくと便利です。島の人々とのコミュニケーションにも役立ちますよ。そこで今回は八重山方言のなかから、すぐに覚えられるものをピックアップしてご紹介します。
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方言は地域ごとの独自の言語体系ですが、八重山方言はとくに優しく美しいものとして知られています。そのうえで、島ごとに種類があり、同じ八重山列島内でも通じにくい言葉もあるのだとか。なお、与那国島については八重山方言ではなく、与那国方言という別の言語体系を持っています。
では、優しさと美しさがある八重山方言のなかから、比較的覚えやすいものを見ていきましょう。
八重山では標準語も使われているため、とくに八重山方言を知らなくても困ることはありません。挨拶も標準語で交わされるケースが多いですが、知っておきたい八重山方言のひとつと言えます。
八重山方言による形容詞も、簡単に知っておくと便利です。柔らかい印象の言葉が多く見られます。
八重山方言では、料理や食材に関する方言も多くあります。料理や食材関連の単語は独特の名称で呼ぶものが多いほか、比較的方言が使われているものでもあります。大変数が多いですが、一部をピックアップしてご紹介します。
八重山方言には特徴的な言い回しがあり、なかには他の地域の言葉や標準語に近いものもあります。
石垣島や西表島など、八重山では標準語も使われているため、観光で訪れた際には方言を知らなくても問題はありません。しかし、八重山方言を少しだけでも知っていることで、思いがけない交流に繋がることもあります。
八重山方言に限らず、「方言」を完璧に理解することは難しくても、簡単な単語なら覚えやすいもの。挨拶をはじめとした簡単なものを覚えたり、メモしたりしておく便利です。石垣島や西表島を訪れる際には、八重山方言にぜひ触れてみてくださいね。