宮古島で使われている魅力的な「ことわざ」の数々

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沖縄の数ある離島のひとつ「宮古島」は、観光や不動産投資で高い人気のある島。年間を通して、多くの人々が宮古島を訪れています。そんな宮古島で話されているのは沖縄の「琉球語」ですが、そのなかでも「みゃーくふつ」という宮古島ならではの言葉を使用。

 
以前、「みゃーくふつ!宮古島の方言を知って、宮古島をより身近に」にて宮古島の言葉をご紹介しました。今回は、宮古島の「ことわざ」にスポットを当ててみたいと思います。宮古島で使われていることわざには魅力的なものが多く、そのなかからピックアップしてご紹介します。

 

宮古島の人々の温かさが伝わるような「ことわざ」の数々!

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宮古島のことわざには、よく知られている標準語のことわざと似たものがあるほか、宮古島の人々の温かさや優しさを感じられるものが多くあります。また、日頃から使いたくなってしまうものも。現地では宮古島の言葉・発音で話されているため、その発音も一緒にご紹介します。

 

【宮古島のことわざ】人助きや、どう助き

まずは「人助きや、どう助き」ということわざから。これは「情けは人のためならず(※)」にどこか似ていることわざです。「人を助ければ、自分もいずれ助けられる」といった意味があります。

 
読み方は「ピトウタスキヤ、ドウタスキ」。比較的読みやすく言いやすいことわざではないでしょうか。

 
※「情けは人のためならず」には「人に情けをかけると、いずれ良いことが自分に返ってくる」という意味があります。「情けをかけることはその人のためにならない」は誤用です。

 

【宮古島のことわざ】生物とう道具は、主どう命

続いては「生物とう道具は、主どう命」。「イキムストウドオウワハ、ヌスドウンヌツ」と読みます。これは、宮古島の人々が「もの」を大切にする姿が思い浮かぶようなことわざです。

 
ここでいう「生物」は「家畜」を表しています。家畜や道具は、主――持ち主によって寿命が決まるというもの。つまり、持ち主が家畜や道具を大切にするほど、長く生きる、長持ちするという意味があるのです。宮古島では古くから家畜が大切にされ、また工芸品を始めとした物作りも脈々と続いています。

 

【宮古島のことわざ】生りや一島、 育つあ百島

子どもがひとつの場所で生まれても、育っていく場所は数え切れないほどある――そんな意味を持つのが、「生りや一島、 育つあ百島」ということわざです。子どもがどう育つのか、どう羽ばたいていくのか、健やかな成長や発展を願う意味が込められています。

 
宮古島の大人たちの優しさとともに、「一島」や「百島」という言葉が、宮古島だけには留まらない、スケールの大きささえ感じるのではないでしょうか。読み方は「うみゃりやぴとしま、すだつあむむすま」。思わず声に出して言いたくなってしまうような、そんなことわざです。

 

前向きな強ささえある宮古島の「ことわざ」

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今回ご紹介した3種類以外にも、宮古島には数多くのことわざがあり、古くからたびたび書籍にもまとめられています。前向きで温かく、優しさや強さもあることわざが多く、なかには厳しささえ感じるものも。

 
私たちがよく知る標準語のことわざ同様に、宮古島のことわざも古くからの生活のなかで生まれ、受け継がれてきたものばかりです。宮古島のことわざを知ることは、宮古島の人々の暮らしや風土、文化の一端に触れることにも繋がります。宮古島を訪れる機会があれば、現地の人々からなにかひとつ「ことわざ」を教わってみてもいいですね。

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