2030年のゴールに向けて設定された17の目標「SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))」は、2015年に国連で採択されて以来、世界中でさまざまな取り組みがおこなわれています。「【SDGs】エグチホールディングスが宮古島で取り組む「SDGs」とは?」でもご紹介したとおり、エグチホールディングスもSDGsへの取り組みを推進しています。
その取り組みは国内に限らず、海外においても幅広く展開。そこで今回は、エグチホールディングスの海外における取り組みについて、いくつかご紹介いたします。
エグチホールディングスでは、SDGsの7番目の目標「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を掲げ、再生可能エネルギーの普及を推進。日本国内においても産業用の太陽光発電所の建設を進めています。また本社社屋の屋上にも太陽光パネルを設置し、その電力を活用。常にSDGsの取り組みと共に在ります。
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カンボジア ジャパンハートこども医療センターに太陽光発電設備の寄贈
2019年4月にフィリピンのカガヤン州アルカラ市において、太陽光発電設備の工事が完成、発電を開始いたしました。フィリピンでは電力をはじめとしたインフラ整備は途上であり、電力不足によって頻発する停電や高額な電気料金などさまざまな問題を抱えています。
太陽光発電設備の設置にともない、安定した電力供給や電気料金の定額化への一助となることは間違いないでしょう。また、フィリピンの平均日射量は日本よりも多いなど、太陽光発電に向いている立地という条件も重なり、太陽光発電は存在感を増してきています。
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フィリピン カガヤン州アルカラ市の太陽光発電設備 発電開始のお知らせ
2019年10月、エグチホールディングスはカンボジアの「ジャパンハートこども医療センター」に、太陽光発電設備を寄贈し、運用を開始いたしました。カンボジアでは高額な電気料や電力供給の不足が大きな課題となっており、その影響は医療機関にも出ています。
ジャパンハートこども医療センターでも、手術中に停電が起こるなど深刻な事態に悩まされていました。そういった状況を少しでも解決し、子どもたちの命を守るべく、医療センターへの太陽光発電設備建設という大きなプロジェクトが発動、そして実現したのです。
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カンボジア ジャパンハートこども医療センターに太陽光発電設備の寄贈
国内はもちろん、海外でもおこなわれている取り組みのひとつに「ソーラーライト事業」があります。ソーラーライトは昼のあいだは太陽光パネルで取りこんだ太陽光によって発電、その電力を夜間にライトとして活用するものです。近年、公園や公共施設など、さまざまな場所で見かけることが増えてきました。
ソーラーライトの大きな強みは、電気のインフラが整っていない国や離島、電気が届かない場所であっても、太陽の光さえあれば活躍できること。そんなさまざまな場所で活躍できるソーラーライトを普及させる事業をおこなっています。
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再生可能エネルギーを利用してインフラ整備が整っていない地域へ明かりを
エグチホールディングスの海外における、「SDGs」への取り組みの一例をご紹介しました。生活に欠かせない、大切な電気をさまざまな国や地域に届けられる太陽光発電。SDGsの目標において、太陽光発電などの再生可能エネルギーは大きな存在でもあります。
以前ご紹介した宮古島へのリゾートホテル建設をはじめ、今回ご紹介した海外での太陽光発電設備の建設など、エグチホールディングスでは再生可能エネルギーの普及、そしてSDGsの実現に向けてグローバルな取り組みを進めています。