【SDGs】宮古島版SDGs「エコアイランド宮古島」が目指すゴール【後編】


宮古島版SDGsとして注目を集めている「エコアイランド宮古島」。宮古島では、100年後、1000年後も住み続けられる島を目指してさまざまな取り組みがおこなわれています。

 
前回はエコアイランド宮古島が定義する5つのゴールのうち、ゴール1とゴール2をご紹介いたしました。今回は残る3つのゴールと、SDGsとの関わりについてをご紹介いたします。

 
<関連記事>
【SDGs】宮古島市版SDGs「エコアイランド宮古島」とは
【SDGs】宮古島版SDGs「エコアイランド宮古島」が目指すゴール【前編】

 
<参考>
エコアイランド宮古島公式サイト:https://eco-island.jp/
宮古島市公式サイト:https://www.city.miyakojima.lg.jp/index.html

 

「エコアイランド宮古島」が掲げるゴールと島の未来


前編にてご紹介した、エコアイランド宮古島のゴール1とゴール2は、それぞれ「地下水を守る」と「家庭系ごみ排出量を減らす」でした。ゴール1では地下水の窒素濃度低下を目標にし、宮古島での生活に欠かせない地下水の水質改善に取り組んでいます。

 
ゴール2では家庭からでるごみの排出量削減を掲げ、2050年までにひとりあたりの家庭系ごみ排出量を88グラム減らすべく、多方面からの取り組みと試行錯誤が進められています。

 
残るゴール3~5も宮古島の未来にとって欠かせない、大切な内容ばかりです。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール3:エネルギー自給率を上げる

ゴール3は、離島のエネルギー問題にも深く関わる「エネルギー自給率を上げる」です。2016年の時点で宮古島でのエネルギー自給率は2.9%でした。これを2050年までに48.9%に上げようという、かなり大がかりな取り組みが必要になるゴールです。

 
SDGsの目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」と目標13「気候変動に具体的な対策を」に対する取り組みとなり、宮古島で利用するエネルギーの確保と、その在り方が注目されます。

 
宮古島市では新エネルギーの推進への取り組みとして、市民連携型太陽光発電整備事業や、住宅用太陽光発電システム設置補助などを実施。島内・市内のエネルギーの多くをまかなえるよう、着実に歩みを進めています。

 
エグチホールディングスでも、宮古島でゼロエネルギーリゾートの開発を進行中。リゾート内におけるエネルギー収支ゼロ、そして持続可能な島作りを目指しています。

 
<エグチホールディングスYouTubeチャンネル>
夢を現実に!!!:https://www.youtube.com/channel/UCtQgsT0hKM0eYC5jsxsRvqA
ゼロエネルギーリゾートプロジェクトについて、リゾート施設開設までのロードマップを動画で紹介しています。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール4:サンゴを守る(サンゴ被度)

ゴール4は、宮古島周辺の「サンゴを守る(サンゴ被度)」というもの。宮古島近海にはサンゴが多く生息しています。2016年のハマサンゴ優占群集は20%~30%、そしてミドリイシの優占群集は5%~10%でした。それを2050年までにハマサンゴ40%以上、ミドリイシ70%以上に上げるというゴールを掲げています。

 
サンゴは世界的に見ても白化現象が問題となっており、それは宮古島近海も同様です。また宮古島近海では白化より以前にも、オニヒトデの大量発生によるサンゴの激減という被害を経験しています。サンゴも海洋生物および生態系において重要な役割があり、宮古島近海の環境を守るためにはサンゴの保護や保全は重要な課題と言えます。

 
SDGsにおいては目標14「海の豊かさを守ろう」への取り組みとなります。宮古島近海の環境を守ることは、そのまま他の海域にも良い影響が考えられます。宮古島だけではなく、沖縄や日本周辺など、海の環境を守り改善していく一歩にもなるのです。

 

【エコアイランド宮古島】ゴール5:固有種の保全(外来種対策)

ゴール5は「固有種の保全(外来種対策)」。宮古島にはミヤコカナヘビやミヤコヒバァ、ミヤコサワガニを始めとした、さまざまな固有種が生息しています。宮古島だけではなく周辺の離島に生息するものもいます。これらの固有種は環境省レッドリストにも記載されるなど、その生息数を減らしているのが現状です。

 
固有種の数が減る原因として掲げられるもののひとつが、外来種の存在です。エコアイランド宮古島のゴール5では、とくにクジャク個体群の根絶に注力。2030年までに宮古北部および伊良部エリアの個体群の根絶を、そして2050年までには宮古市全域におけるクジャク個体群の根絶を掲げ、取り組みが進められています。

 
SDGsにおいては目標15「陸の豊かさも守ろう」につながり、陸における生態系の保持や生物の保護などへの取り組みと活動が期待されます。

 
関連記事:宮古諸島に生息する、個性豊かな固有種の数々

 

100年後、1000年後の宮古島のために!「エコアイランド宮古島」


エコアイランド宮古島が定義する5つのゴールから、残りのゴール3~ゴール5をご紹介いたしました。エネルギー自給率の上昇、サンゴの保全、固有種の保全といった、宮古島らしさと離島が抱える問題が大きく浮き彫りになっているゴールです。

 
エコアイランド宮古島のゴールには、宮古島全体で取り組むのはもちろんですが、宮古島を訪れる人々の協力も不可欠。たとえば「アクティビティ中にサンゴを傷つけないようにする」という、ごく当たり前かつ小さな取り組みであっても、着実に積み重なっていきます。

 
100年後も1000年後も美しい宮古島を残せるよう、宮古島版SDGsのエコアイランド宮古島の取り組みやアクションは続きます。宮古島を訪れる機会があれば、どんな形でも良いのでエコアイランド宮古島の取り組みに協力したいですね。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。