【SDGs】SDGsを推進するトヨタ自動車の社債「Woven Planet債」とは?


2021年2月23日に実証都市「Woven City(ウーブンシティ)」を着工したトヨタ自動車。「Woven City」については、「【SDGs】持続可能な未来へトヨタ自動車の挑戦、「Woven City」とは」においてもご紹介いたしました。トヨタ自動車は国内において率先してSDGsへの取り組みを進める企業のひとつですが、その取り組みは多岐にわたります。

 
「Woven City」のように想像を大きく超える規模であったり、技術の最先端を走るものであったり。つい先だってもまた、トヨタ自動車はSDGsに関する計画を発表しました。それは、「Woven Planet債(ウーブン・プラネット債)」。SDGsを推進するための社債として発表され、大きな注目を集めています。

 
そこで今回は「Woven Planet債」にスポットを当ててご紹介します。

 

社債によるSDGsの推進「Woven Planet債」


トヨタ自動車が2021年3月2日に計画を発表した「Woven Planet債」。形態としては社債ですが、しかしその規模や目的は社債の幅を大きく超えています。Woven Planet債はSDGsへの貢献と推進のための資金調達と位置づけられ、発行が計画されました。

 

「Woven Planet債」の発行規模や内容は?

Woven Planet債の発行規模は、現在の計画では5,000億円とされています。形式は二種類、個人投資家に向けた円建社債と、外貨建社債および機関投資家にに向けた円建社債があります。

 
【個人投資家向け(リテール)】
規模:最大で1,000億円
内容:「Woven City」をはじめとした、トヨタ自動車が取り組むSDGsに関する、幅広い取り組みへの資金充当(サステナビリティボンドには該当せず)
年限:5年
主幹事:野村証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、東海東京証券

 
【貨建社債および機関投資家向け(ホールセール)】
規模:合計で最大4,000億円ほど
内容:サステナビリティボンド、環境や社会などの課題解決への貢献に使途を限定
年限:5年および10年
主幹事:野村証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、

 
すでに各証券会社では、Woven Planet債の取り扱いに向けて動きがあり、利率や申込期間、条件決定日などが公表されています。

 

トヨタフィロソフィーとSDGs

トヨタ自動車の創業から長く受け継がれてきた「豊田綱領」の精神、「トヨタフィロソフィー」をご存じでしょうか。幸せを量産するといったミッションのもと、持続可能な人間と地球の共生および人とモノの可動性の質を上げることなどををビジョンとするといった、トヨタ自動車が受け継ぐ精神があります。

 
トヨタフィロソフィーとSDGsは、その内容や性質など非常に近いものです。SDGsがスタートする前からすでにトヨタ自動車は、同様の取り組みを続けてきたと言っても良いでしょう。

 
SDGsに関するトヨタ自動車の取り組みは、自動車製造関連以外にも及びます。以下はそのごく一例で、実際は数え切れないくらいの取り組みが進められています。人類の生活に関するものはもちろん、地球環境との共生や保全など、世界規模・地球規模でトヨタフィロソフィーとSDGsの理念や精神が活かされているのです。

  • ヒューマノイドロボットの開発
  • トヨタ環境チャレンジ2050
  • 幼児向けの交通安全教室「トヨタセーフティスクール」
  • タイでのマングローブ林の再生および海岸のクリーンアップ活動
  • TOYOTAの森作り

 

「Woven Planet債」とSDGsにおけるトヨタ自動車の存在感


Woven Planet債計画の発表によって、トヨタ自動車によるSDGsへの取り組みが加速するのは間違いありません。それだけではなく、個人投資家などによるSDGsへの関節的な貢献や、社会におけるSDGsの重要性の再認知にも繋がります。

 
SDGsの17の目標の多くに貢献しているほか、「さらにすべての人に感動を」として「感動(ワクドキ)」も掲げるトヨタ自動車。今回のWoven Planet債の発表や、Woven Cityの着工などにより、SDGsにおけるトヨタ自動車の存在感がより増していくのではないでしょうか。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。