沖縄の離島を訪れる際に知っておきたい「離島空港PCR検査プロジェクト」


石垣島や西表島、宮古島など魅力的な離島が多い沖縄。帰省や観光、ビジネス、移住などさまざまな目的で、多くの人々が沖縄を訪れます。2021年8月現在、世界では新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、それは日本でも同様です。沖縄の感染者数も大変多く、離島であること、県外からの訪問者が多いことによる懸念事項は少なくありません。

 
以前、「那覇空港PCR検査プロジェクト(現在は那覇空港抗原検査・PCR検査プロジェクト)」についてご紹介いたしました。那覇空港だけではなく、2021年6月3日からは離島でも同様の「離島空港PCR検査プロジェクト」が発足。今回は「離島空港PCR検査プロジェクト」にスポットを当ててご紹介いたします。

 
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沖縄県が実施する、空港でのPCR検査プロジェクトとは


空港でのPCR検査プロジェクトは沖縄県が実施するもので、その名のとおり空港でPCR検査が受けられるというものです。「那覇空港抗原検査・PCR検査プロジェクト」では、航空便搭乗者限定で那覇空港でPCR検査が受けられるほか、抗原検査も可能です。

 
那覇空港のプロジェクトでは、那覇空港以外の空港を利用する場合は対象になりませんでした。沖縄には新石垣空港や宮古空港など離島の空港があり、本州などからの直行便もあります。「離島空港PCR検査プロジェクト」では、こういった離島の空港でのPCR検査が可能になったのです。

 
しかし沖縄県では、訪問の前提として「出発地での事前のPCR検査等を推奨」しています。空港での検査プロジェクトは、やむを得ず事前に検査を受けられなかった方を対象としていますので、沖縄を訪れる際には、可能な限り出発前に検査を受けるようにしましょう。

 
※那覇空港、離島空港ともに2021年9月までを予定していますが、感染状況などによって変更が考えられます。2021年9月以降であっても、現地へ行く前には沖縄県のHPにて各種ご確認ください。

 

2021年8月現在の沖縄訪問に関する重要情報

沖縄県では2021年8月現在、感染の急拡大にともない、沖縄への訪問を当面のあいだ自粛するよう県外に呼びかけています。しかしやむを得ない事情で訪問する場合には、訪問前に検査しておくこともちろんですが、今回ご紹介する空港での検査プロジェクトの活用のほか、政府が実施する無料のPCR検査・抗原定量検査があります(2021年8月31日までを予定)。

 
政府が実施する検査対象の空港は、羽田、成田、中部、関西、伊丹、福岡。これらの各空港から沖縄に向かう際、希望すれば無料で検査が受けられるとのこと。今回ご紹介する沖縄のプロジェクトと合わせて、確認するようにしましょう。

 
<内閣官房ホームページ>
羽田空港等から北海道・沖縄県内の空港及び福岡空港へ向かう便の搭乗者を対象としたモニタリング検査
https://corona.go.jp/passengers_monitoring/

 

離島空港PCR検査プロジェクトの対象空港や注意事情は?

「西表島観光、コロナ禍で知っておくべきこと」において、那覇空港でのPCR検査についてご紹介しました。その後、離島空港PCR検査プロジェクトが発足。石垣島や西表島を訪れる方は新石垣空港での検査が、そして宮古島を訪れる方は宮古空港での検査が可能になりました。

 
離島空港PCR検査プロジェクトで対象となるのは、「新石垣空港」「宮古空港」「下地島空港」「久米島空港」の4空港。航空便を利用して該当空港に到着する方、出発する方が対象(※)です。

 
注意点として、離島空港PCR検査プロジェクトでは1日の検査上限が決められている点が挙げられます。那覇空港も同様で、無制限というわけではありません。状況によっては希望しても検査が受けられない可能性も。前出のとおり、可能な限り事前に検査を受けておくことが大切です。

 
※宮古島市、多良間村、久米島町に在住する住民は、航空便の利用がなくても検査を受けられます。

 

那覇および離島の空港で必要なPCR検査費用は?

那覇空港抗原検査・PCR検査プロジェクトおよび、離島空港PCR検査プロジェクトにおいて、PCR検査を受けるには費用が必要です。前出の政府実施の検査とは異なり無料ではないため、現地空港での検査を受ける場合は検査費用を忘れずに用意しましょう。

 

那覇空港:抗原検査・PCR検査費用

<抗原検査>※現金のみ
費用:2,000円(陽性の場合は、無料でPCR検査を実施)
1日あたりの人数上限:700名

<PCR検査>※現金のみ
費用:5,000円(県内在住者:3,000円)
1日あたりの人数上限:300名

 

離島空港:PCR検査費用

<PCR検査>
5,000円(県内在住者:3,000円)
※予約フォームによる、オンライン決済もしくは現金

<1日あたりの人数上限>
新石垣空港:100名
宮古空港:100名
下地島空港:50名
久米島空港:50名

 

変動する感染状況、沖縄の発信を注視して


前出のとおり、2021年8月現在は沖縄への訪問を自粛するよう呼びかけがなされ、感染症対策を強化しています。感染状況は常に大きく変動するため、何らかの事情で現地を訪れる際には沖縄県が発信する情報をしっかり確認することが大切です。

 
沖縄本島をはじめ、石垣島や西表島、宮古島など、魅力的な離島はリゾートとしても人気が高く、自粛や規制が解除されれば、多くの人々が訪れることでしょう。しかし島民の多くが高齢者という離島もあります。だからこそ沖縄県外由来による感染拡大も防げるよう、常に意識していきたいですね。