そこで今回は、石垣島で幻想的な体験ができるスポットをピックアップしてご紹介いたします。
最初にご紹介する幻想的なスポットは、伊原間にある鍾乳洞の「伊原間サビチ洞」です。このサビチ洞は、鍾乳洞から海に出ることができる日本で唯一の存在として知られています。
およそ3億7000年前に誕生したとされる伊原間サビチ洞は、主洞が237メートルあり、内部には石柱や石筍、洞穴サンゴなどのほか、化石などが見られます。幻想的な鍾乳洞を抜ければ、美しい砂浜と青い海が。干潮時には砂浜を散策できるため、訪れる際には干潮時間に合わせることをおすすめします。
続いてご紹介するのは、平久保にある「平久保サガリバナ群落」です。サガリバナは一夜だけ花を咲かせ、夜明けには落ちてしまう幻想的な花。西表島や石垣島、宮古島などに群生し、多くの人々を魅了しています。
開花時期は初夏(6月~7月)、夜遅くに甘い香りの花を咲かせます。サガリバナは、朝方に落ちた花も魅力的で、夜間から朝にかけて楽しむ方も少なくありません。シーズン中に石垣島を訪れる際は、ぜひサガリバナ鑑賞もスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。
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最後にご紹介するのは、バンナ岳にある「バンナ公園」です。石垣島と言えば、ダークスカイ・パークに「西表石垣国立公園」が認定されるほど、星空が美しいことで知られています。石垣島を訪れたなら、その美しく幻想的な星空もぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか。
天体観測におすすめのスポットは数多くありますが、今回ピックアップするバンナ公園には展望台が多数あり、天体観測にぴったりと言えます。公園そのものもじっくりと楽めるため、昼間のうちから公園内を楽しんで展望台を選んでおいても良いですし、夕方から公園で過ごすのもおすすめです。
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石垣島の魅力を深く知るためにも、石垣島を訪れた際にはぜひ幻想的なスポットもチェックしてみてはいかがでしょうか。