EGUCHI HOLDINGS GROUP

tel:0120-16-3010

【SDGs】個人でできる身近な取り組み「平和と公正をすべての人に」


「SDGs」に関する取り組みは、国や企業だけではなく、個人という枠組みにおいても積極的におこなわれています。2030年まであと9年となり、SDGsに関する活動はよりスピード感を増してきているのではないでしょうか。

 
SDGsについて個人でできる取り組みは多く、小さな子どもでも関われるような活動もあるなど、実に多岐にわたっています。今回は16番目の目標「平和と公正を全ての人に」について、個人で何ができるのかご紹介いたします。

 
<関連記事>
【SDGs】個人でできる身近な取り組み「海の豊かさを守ろう」
【SDGs】個人でできる身近な取り組み「陸の豊かさも守ろう」

 

「平和と公正をすべての人に」で個人ができることとは?


SDGsの16番目の目標「平和と公正をすべての人に」は、世界中のあらゆる場所において暴力や差別、紛争などをはじめ、それらに伴う死を減らすことが求められます。そしてすべての人々が平和と公正の元で生活できることが目標です。

 
2021年7月・8月現在、東京オリンピック・バラリンピックが開催されています。参加国のなかに「難民選手団」があることをご存じでしょうか。難民選手団のアスリートは、戦争や紛争、迫害などの理由によって故郷に住めなくなった難民たち。選手それぞれが、それぞれの重大な背景を持ち、大きな願いとともにオリンピックの舞台に立っているのです。

 
「平和の祭典」とされるオリンピック・パラリンピックに参加する彼らの出身国は、今回の東京オリンピックでは11カ国。少なくとも11の国が、平和とは遠い情勢にあると言えます。実際にはもっと多くの国々で苦しむ人々が存在し、現在も平和と公正から遠い世界で生きています。

 
この16番目に目標には「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」というテーマがあります。ではこの大きな目標について、個人ではどんなことができるのでしょうか。

 

【SDGs:16.平和と公正をすべての人に】戦争や紛争、災害などへの寄付や援助

「平和と公正をすべての人に」は、SDGsのなかでも個人で取り組むには難しく感じる目標のひとつと言えるでしょう。個人でできることには限りがありますが、誰もがすぐにできるのは寄付や援助活動です。

 
難民への支援や募金、被災地への援助活動、被爆地や戦地となった場所への訪問や慰霊など、さまざまな方法があります。また、「売上の一部が寄付される」という商品を購入するという方法もあります。以前ご紹介した「レッドカップキャンペーン」も、その取り組みのひとつです。

 
関連記事:【SDGs】国連WFP「レッドカップキャンペーン」で学校給食支援

 

【SDGs:16.平和と公正をすべての人に】戦争や紛争など世界の情勢を知る

SDGsの取り組みとして、どの目標でも共通しているのは「世界の情勢を知る」「SDGsの目標に関する、身の回りの状況を知る」などが挙げられます。「平和と公正をすべての人に」においては、この「知る」という活動は大変重要です。

 
世界で何が起こっているのか、戦争や紛争、差別や虐待などの現実を知ることは、SDGsの取り組みの大きな第一歩です。新聞や報道、インターネットなどさまざまな手段で世界情勢を知ることができますが、しかし報じられているものが全てではありません。報じることができないもの、「知られることなく消えていく」ものも多くあります。

 
全てを知ることは困難でも、自身が知ることができる範囲にアンテナを伸ばしてみてはいかがでしょうか。たとえば前述した「難民選手団」のアスリートたちのプロフィールや、出身国の情勢などを知ることから始めてみるのもおすすめです。

 

【SDGs:16.平和と公正をすべての人に】選挙に行く

平和と公正は、その国の政治に大きく左右されます。人々が平和かつ公正に暮らしていくためには、欠かせないものと言えるでしょう。政治をおこなう政治家は、基本的に選挙で選出されます。

 
選挙に行き、投票すること。立候補者の掲げる政策について理解し、投票する対象を決めること。こういった一連の行動も、「平和と公正をすべての人に」に関する大切な取り組みです。また選挙に行くだけではなく、政治への何らかの形での参加や、政治について考えることも、SDGsの取り組みになります。

 
日本では18歳から選挙権があり、さらに2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられます。現在まだ18歳未満の方や、18歳未満のお子さんがいるという方は、この機に選挙についてしっかり考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 

遠い世界ではなく近い世界のものとして「平和と公正」を考える


SDGsの16番目の目標「平和と公正をすべての人に」は、ともすれば遠い世界の話のように感じるかもしれません。とくに戦争や紛争、人身売買などの虐待は、日本にいれば「テレビのなか」「新聞やインターネットの報道」などで知ることがほとんどです。

 
しかし日本においても平和と公正ではない部分は多く、目に見えていないだけで苦しんでいる人々も少なくありません。決して遠い世界のことではなく、近い世界のものとしてSDGs16番目の目標を捉え、「平和と公正」について考えていくことが大切です。

 
エグチホールディングスはSDGsの実現に向けて取り組んでいます。

PAGE TOP